こんにちは、ぴーなっつです。
世の中は「良い大学に行け」とか「有名大学に行った方が将来的に良い」とか言われていますが、実際にはどんなメリットがあるのでしょうか?
有名・偏差値が高い大学に行くと大手企業に入りやすいということが世の中では言われていますよね。
具体的に
偏差値が高い大学に行ったほうがいいの?本当に大手企業に入りやすいの?
という疑問について考察していきたいと思います。
良い大学とは
良い大学の定義とはなんでしょうか?
ここでは簡単に偏差値の高い大学ということにしておきます。
世間一般に言っても、良い大学=偏差値の高い大学ということになりますし、みなさん良い大学を思い浮かべた際に自然と偏差値が高い大学を考えるでしょう。
本人にとって良い大学とは?
それでは本人にとって良い大学の条件とはなんでしょうか?
結論から言えば人によって違います。
行きたい大学を決めることは1日2日ですぐに決まるものではありません。
なぜなら本人の好きなこと・やりたいことをきちんと洗い出しをして、その上で決めるものだからです。
つまり大学選びでも自己分析を行う必要があるということです。
自己分析
大学選びの際に自己分析をしている人は受験生の何パーセントいるでしょうか?
ほとんどしていないと思います。
というのも「偏差値が〇〇以上の大学」「学部はどこでもいいから〇〇大学」とかいう受験生が大半です。
(これは塾講師をしていた経験からです。)
これがいけないと言っているわけではありません。受験生はまだ18歳やそこらの子供です。大学選びは人生の大きな分岐点であるということはわかっても、何をしたらいいかなんてわかる人は少ないと思います。
親も「良い大学に行ってほしい」とは言うものの、「ちゃんと自己分析をして大学選びをしなさい」とはなかなか言いません。
でもよく考えたら4年間も通い、人生の中でも割と自由な時間があり、その後の人生に大きな影響を及ぼすであろう大学生活の場である大学を偏差値や知名度で決めてしまうのはどうでしょうか?
親にとっても高校とは比べ物にならないくらいの学費を払います。中には奨学金という借金を背負う人もいるでしょう。
もっとよく考えて決めるべきだと思いませんか?
もちろんよく考えた上で偏差値や知名度が高い大学を選ぶのであれば何にも問題ありません。
よく考えずに偏差値や知名度だけで大学を選んでしまうのはもったいない気がします。
例えば自己分析をした上で大学に行かない・専門学校に行くという選択をしてもいいと思います。
大手企業の採用方法
日本では就活という期間があり、その期間で企業はほとんどの新入社員の採用を決めます。
ここで大手企業とは法律で定められた「大企業」という意味だけでなく、「有名企業」「人気企業」という意味で使っています。
そのような企業だと就活での応募人数も数千人規模になります。
もしあなたが採用責任者ならどういう採用方法を取りますか?
全員をひとりひとり面接して「良いところ」や「企業に貢献してくれそうなところ」を探しますか?
そのような方法では時間とコストがかかりすぎてしまいます。
企業側も採用に無限の時間とお金が使えるわけではありません。
そこで、採用の序盤の段階でふるいにかけてしまうのが時間とコストを節約でき効率的であると誰しもが考えるでしょう。
そのふるいにかける時の基準として用いられるのが「学歴」です。
正しくは「履歴書」ではありますが、なにか突出したもの例えば留学経験や資格所有などがなければ「学歴」のみをみて判断されることは容易に想像できます。
逆に言うと他で判断するのは履歴書の上では難しいからです。
というのも「サークルで○○という役職を経験しました。」と書いてあっても(実際にはもっと詳しく書きますが)採用担当者からしてみたら「どの規模のサークルなの?」「その役職は具体的に何するの?」「何でやろうと思ったの?」などたくさんの疑問が出てくるでしょう。(そのような疑問をなるべく考えさせないような履歴書にするのがベストですが、ここでは履歴書の書き方は省略します。)
つまり面接していろいろと掘り下げないと見えてこない部分もありるのですが、先に言ったように全員面接する訳にはいかないので、全ての学生が持っている基準として「学歴」というのは便利でありとても強い意味を持っています。
学歴社会とか時代遅れ?
「学歴社会とか時代遅れ」
「今の世の中は学歴だけじゃない」
などと思っている人も多いと思います。正直私もそう思うところはありますが、現実的に考えると学歴社会な面もあります。
ベンチャー企業などでは学歴よりも大学生活のことなどを重視するところも多いようですが、大手企業となると応募人数の関係から仕方のない考え方と言えるでしょう。
では「大手企業に入るつもりなんて無い!ベンチャー企業で働きたい!」
と初めから(大学を決める時から)考えている人もいると思います。
言いたいことは主に2つです。
「今を頑張れないで、なんで会社に入ったら頑張れると思っているの?」
「4年後に100%同じことを考えている自信ある?」
今頑張れないで会社に入ったら頑張れるの?
まず1つ目
偏差値が高い大学に入るためには「受験勉強」というそれなりの期間を努力している続けなければなりません。
正直とても大変です。今までの人生で一番大変かもしれません。
それを頑張れないで「将来頑張ります。」なんて虫がよすぎると思いませんか?
(厳しい言い方をしていますが冷静に読んでいただけると幸いです。)
社会人になったら毎日頑張るのが当たり前です。
特にベンチャー企業は人数が少なく、1人が頑張らなければ会社全体に対する影響は大きくなります。
受験勉強なんて比にならないくらい頑張らないといけないのに、受験勉強を頑張れなきゃ無理でしょう。
4年後も同じこと考えてる?
2つ目
4年後に同じことを考えているかどうかですが、「偏差値の高い大学に入るべきか」という話なので高3の話とします。
就活自体は大体4年後でしょうか。その時に自分の考えが変わってないと言えますか?
それでは4年前を考えてみましょう。
高3なら中2ですね。考えが変わっている人の方が多いのではないでしょうか?
なんなら考えていたことも覚えていないかもしれませんね。
そんなことは当たり前で考えなんて変わるものです。
「中2から高3なんて思春期なんだから考え方が変わる時期だ!」
もっともですね。
ですが大学生はもっと変わると思いますよ。
たくさん外からの刺激を受けますし、自分で考えなければならないことも増えていきます。
当たり前のように考え方も変わってくるでしょう。
以上の2つを踏まえてどうしたらいいのでしょうか?簡単です。
「自分が将来やりたい!と思ったときになるべく障害にならないような選択をする」
これにつきます。
偏差値が高い大学に行くべきかという話に限ってはこれが有効な考え方だと思います。
考え方が変わる可能性があるという話でしたが、例えばそこで
「○○会社に入りたい!」
と思ったとします。
その会社が大手企業だったら学歴は当然見られますよね。
その時に後悔しても遅いですよね。つまり学歴が障害になってしまうことになります。
そうならないようにするためになるべく偏差値が高い大学にいくのは良いことだと言えるでしょう。
まとめ
一度しかない自分の人生を精一杯楽しむために人生の分岐点である大学選びでもしっかりと自己分析をすることをオススメします。
自己分析をして自分を見つめなおしてください。
大学へ進学を考えるときは自分を見つめなおす良い機会だと思います。
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