こんにちは、ぴーなっつ(@peanutscoin)です!
今回は大学受験の共通テスト対策(物理)についてお話したいと思います。
このサイトは宇宙の魅力を伝えるために作りましたが、宇宙と物理の関係は切っても切れない関係です。
宇宙が大好きな人な私は物理も大好きでした(笑)
物理が好きな人が増えれば「宇宙が好きな人も増えるのでは!?」と思い物理の話も積極的にしていきます!
さて今年からセンター試験が廃止されて、共通テストというものに代わります。
名前が変わるだけではなく、内容ももちろん変わる予定です。
その内容は大学入試センター施行調査(1回目問題 ・ 2回目問題)という名目で2回実施されています。(1回目解答・2回目解答)
試行調査に加えて今年度実施された模擬試験の内容も含めて共通テストの内容がどのようなものになるのか問題予想していきます。
センター試験と共通テストの違い
大問数
センター試験では第1~4問必答 第5,6問から1つ選択
これはセンター試験の過去問をみればわかります。
続いて共通テストはどうなるのでしょうか?
これはあくまで予想ですが・・・
第1~4問(or 5問)必答(予想)
選択問題がなくなり全ての大問を解答させるのではないかと思います。
(試行調査や模試から考えた予想です)
またトータルの大問数も4問の可能性もあり、そうするとセンター試験よりも大問が1つ少なくなります。
必答 | 選択 | |
共通テスト(予想) | 4問(or 5問) | なし |
センター試験 | 4問 | 5・6から1問 |
選択がなくなることで変わってくることは次に書いていますが、
原子分野が必要になってくることです。
大きな違い:原子が選択ではなくなるかも?
センター試験では原子分野が第6問にあり5・6問から1問選択式だったので、原子分野を解答する必要はありませんでした。
しかし共通テストではそもそも選択がなくなり全問必答の可能性があります。
その場合、原子分野も他の分野と同様に普通に出てくることになるので勉強が必要です。
会話式の問題
これは共通テストの数学でも予想されていることですが、会話式の問題が出題されるというのが共通テストでの大きな違いです。
会話式の問題とはどのようなものなのでしょうか?
下の問題を見て下さい。

※1回目試行調査問題から抜粋
思考力を問われる問題?
会話式問題・原子分野のほかに
力学・波動・熱・電磁気の分野から幅広く出題されます。
その中で思考力を問われる問題というのも共通テストの特徴になっています。
センター試験では物理の基本的な公式が使えるだけで高得点を取ることが出来ました。
しかし共通テストではそれだけでは足りないように感じます。
会話式の問題もそれに含まれるのですが、他にも実験から考察する問題も必ず出題されるでしょう。
下の問題を見て下さい。


※2回目試行調査問題から抜粋
「太郎君はエレキギターのしくみに興味を持った。」から問題文がスタートしています。
このような問題はセンター試験では全くなかった問題です。
物理で思考力を問われる問題とは現実に起こる物理現象を高校物理の知識を使って解決していくという問題です。
このような問題への対策は問題文を正確に読み取ることが一番大切です。
基本的に問題の「状況設定」が初めて見るものになると思います。
これに対応していくことが重要になってきます。
上の問題のように「エレキギター」の話をされて焦ってはいけません。
この問題を見たときどのように物理の話に変わったのか考えられるかが重要になってきます。
「エレキギター」
↓
「弦の振動」
↓
「波形」の問題
このような問題は慣れが必要ではありますが、ただ解けばいいわけではなく、頭の使い方(話が変わっていること)に意識して解くと慣れてきます。
対策:センター試験の過去問は使える?
まず、共通テストの難易度としては基礎的な物理の問題となっているので、基礎が抜けていないかを確認してください。
いくら思考力を問われる問題や会話形式の問題があったとしても、使っている公式や考え方は基礎的なものばかりです。
例えば
・公式をまだ覚えていない。
・公式を使いこなせない。
・グラフの読み取りができない。etc
などを先に確認しましょう。
OKだと思ったら下で紹介する問題集に取り組んでみるのがいいと思います。
また、センター試験の過去問は使えるのかについては
使えます。
おすすめ問題集
センター試験の過去問も使えなくはないですが、優先順位としては
以下の2つの問題集を先にやってから時間があればセンター試験の過去問もやると良いでしょう。