今回は、第二回の物理のおすすめ勉強方法についてです!!
物理の勉強って苦手な人が多い印象があります。
理由は「暗記だけで点数が取れないから」ではないでしょうか?
「物理が苦手だけど得意になりたい!」
「これから物理を勉強するけど気を付けることは?」
という人にはぜひ読んでもらいたい記事になっています!
第三回まであるので全て読んだら物理への苦手意識がなくなるはず!!
↓物理のおすすめ勉強方法第一回↓

↓物理のおすすめ勉強方法第三回↓

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物理で考えることとは?
物理の勉強でこれがわかると一気に理解度が進み問題も解けるようになります!
それは・・・
公式の意味を考えろ!!
ただそれだけです。
物理は理科科目の中でも一番暗記が少ない科目だと言われています。
実際にそうだと思いますし、暗記が苦手な私は受験期助かりました(笑)
ただし裏を返せば暗記だけで解ける問題が少ないということになり、暗記しただけでは物理は点数が取れない科目でもあります。
つまり必要なのは「考える力」です!
そんな物理の勉強で一番大切なことが公式の意味を考え理解することなのです。
これは実際に例をだすので考えていきましょう!!
物理では公式の意味を考えろ!
公式の意味を考える
\(F=ma\)
\(F\):力
\(m\):質量
\(a\):加速度
この公式は物理の力学の最初の方で学ぶ公式です。
このようなシンプルな公式にも意味があるのでしょうか?
実際に公式の意味を考えてみましょう!
①まず力というのは質量と加速度を使っても表すことが出来る。
②力を大きくするためには質量を大きくするか加速度を大きくする。
実際には質量が一定なことが多いので、
③質量を持った物体に力を与えると加速度が生じる。
④質量を持った物体に加速度がある=力を加えている。
このように考えられるとよいでしょう。
「こんなこと知らなくても問題解ける!」
と思っている人は危険です!
最初にも書きましたが物理は公式が少ないので問題では「考える力」を求められます。
この公式の意味を知っているのと知らないのでは公式を使いこなす力が全然違います!
別の例も見てみましょう。
また力学の最初の方に学ぶ公式です。
ⅱ:\(v=at+v_0\)
ⅲ:\(v^2-v_0^2=2ay\)
\(y\):変位
\(y_0\):初変位
\(a\):加速度
\(t\):時間(経過時間)
\(v\):速度
\(v_0\):初速度
この公式は自由落下運動、鉛直投げ上げ、投げおろし、斜方投射などで使われる公式です。
ちなみにⅰとⅱを連立させるとⅲの公式が導けます。
この公式はのような意味があるのか考えてみましょう。
①ⅰもⅱも時間\(t\)の関数である。
②ⅰは時間・加速度・初速度・初変位がわかれば変位が分かる。
③ⅱは時間・加速度・初速度がわかれば速度がわかる。
⇒④ⅰ変位は時間の二次関数、ⅱ速度は時間の一次関数で表せる。
⑤ⅲは時間\(t\)がない公式
⇒時間がわからなくても変位・速度・初速度・加速度いずれかが導ける。
公式を適当に暗記しない。
物理が出来るようになるためには公式の丸暗記は危険です。
もちろん暗記はしなければなりませんが、それだけでは問題を解くときに公式を上手に使いこなせないようになってしまいます。
「公式は暗記しているけど、問題が解けない・・・。」
という人は
暗記してなおかつ公式の意味まで考える。
問題が解けない人はぜひやってみてください!!
また、上で実践した方に公式に使われている文字一つ一つを必ず確認しながら公式を覚えること。
これもやったほうがいいです。
公式に使われている文字がなんなのか、あいまいなまま公式を暗記しても全く意味ありません(笑)
勉強とはほとんど地道な努力で少しずつ伸びていくものです。
ですが今回いったように覚えるポイントを抑えることで、勉強の効率は格段に上がります。
また、難しい問題になればなるほどその学問の「本質」について問われることが多いので、最初の方に本質について触れておくのは重要です。(公式の意味・証明など)
今回のポイント「公式は意味まで考えて理解する」を実践できれば、必ず物理の勉強、物理に対する理解はレベルアップします!
他にも物理の勉強方法にも書いていくのでよかったら見ていってください!
↓物理のおすすめ勉強方法第一回↓

↓物理のおすすめ勉強方法第三回↓
