大きすぎるときに聞く「天文学的な数」とはどれくらい!?

天文学的数字宇宙

こんにちは、ぴーなっつ(@peanutscoin)です!

 

「それはもう天文学的な数だよ!」

今では使う人あまりいませんが・・・。

たま~~~~~~に聞いたことあると思います。

 

辞書で「天文学的」を調べるとこのように出てきました。

【天文学的】
(1)天文学に関わる様子。天文学の分野に関するさま。
(2)値や金額が、もっぱら天文学の分野で扱われるような大きな単位であるさま。「天文学的数字」などのように言う。

weblio辞書

(2)の使い方は宇宙(天文学)に関せず一般的に使われるようです。

 

それがわかると

「天文学的な数ってどのくらいだよ!」

って声が聞こえてきます(笑)

 

 

確かに・・・。

あいまいでわかりづらい表現かもしれません。

そもそも天文学の事を知らなければよくわからないのもうなずけます。

 

そこで今回は例をいくつか紹介して

天文学的数字がどれくらい大きなことなのか見てみましょう!!

 

 

例1 地球から太陽までの距離

宇宙で大きなものと言ったらまず浮かんでくるのが距離です!

宇宙は広いということは何となく知っていてもどのくらい広いのでしょうか?

 

まず地球から一番近い星(恒星)である太陽までの距離

1億5000万km

です。

 

よくわかりませんね(笑)

ここから具体的に考えてきましょう!

北海道から沖縄まで約3000kmあります。

その距離の5万倍が1億5000万kmです(笑)

 

5万倍・・・。

この言い方だと実感がしづらいと思いますので、別の方法にしましょう。

 

地球がリンゴの大きさなら・・・

例えば地球(半径約6000km)がりんご(半径約6cm)くらいの大きさだとしましょう。

 

すると地球から太陽までは

1.5km離れていることになります。

地球がリンゴなら、地球から太陽まで1.5km離れている

これなら大きさが実感できたと思います。

 

ですが、そう考えると「そこまで遠くないな?」と思う人も中にはいるかもしれません。

 

例2 地球から二番目に近い恒星までの距離

一番近い恒星は太陽です。

では二番目に近い恒星まではどのくらいの距離でしょうか?

 

まずその恒星の名前をご紹介しましょう。

それはプロキシマ・ケンタウリという名前です。

 

地球からの距離は

4.243[光年]です!!

 

・・・。光年・・・・。

聞いたことあるけど具体的に知らない単位だと思います。

簡単に説明すると以下のようになります。

1光年=9,460,730,472,580,800 m

≒9兆5000億km

 

つまり地球からプロキシマ・ケンタウリまでの距離は

約40兆kmということになりましたね!

 

先ほどと同じように地球をリンゴの大きさだとするとプロキシマ・ケンタウリまでの距離は

40万kmということになります!!

太陽までは1.5kmだったのに・・・。

 

二番目に近い恒星までで信じられないくらい離れていることがわかりましたか?

もちろん宇宙にはもっと広く、観測可能な範囲だけでも地球から100億光年以上も離れています。

 

つまりプロキシマ・ケンタウリまでの距離の約20億倍も大きいということになりますね(笑)

 

 

宇宙に関する話はこのように途方もなく大きな値の話ばかりになります。

距離以外にも「速さ」「時間」などもとても大きな値になります。

 

 

「天文学的」という言葉に少しでも具体的なイメージがついたでしょうか?

 

宇宙の話は大きさだけでなく他にも面白いことものがたくさんあります!

ぜひ気になった人は他の記事も読んでみて下さい!!

 

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