【夏至と冬至の違い】太陽と地球の位置関係と日照時間

夏至と冬至宇宙

こんにちは、ぴーなっつ(@peanutscoin)です!

 

今回は夏至と冬至について説明していきたいと思います!!

最後にまとめがありますので是非そちらも見てください!

 

 

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夏至と冬至とは

夏至と冬至とはなんでしょう?

毎年聞くと思いますが、詳しく知っている人はそんなに多くないのではないでしょうか?

 

夏至と冬至は日本の祝日のように「毎年〇月〇日」と決められているわけではありません。

その理由を説明するのに夏至と冬至とはどんな日のことなのか理解しておきましょう。

【夏至と冬至】
夏至:北半球で昼(日照時間)が1番長い日
冬至:北半球で昼(日照時間)が1番短い日

 

さて上の説明から夏至は1年で昼間が1番長い日となっていますが、それは毎年微妙に異なっています。

それは1年がぴったり365日ではなく365.2425日であるからです。

そのために閏年(うるうどし)で調整をしているのですが、、、

 

結果、夏至と冬至は「毎年〇月〇日」とは決まっていません。

 

ですが基本的に毎年夏至は6/22付近(前後1~2日)冬至は12/22付近(前後1~2日)となっています。

 

北極と南極 白夜と極夜

ではそれぞれの日の北極南極ではどうなるのでしょうか?

夏至の日を考えてみます。

夏至の日はなんと北極では太陽が沈みません!

日本だと「昼間が長い」程度なのですが、北極のように緯度が高いと真夜中になっても太陽が沈まず薄明るい「白夜」という現象が起こります。

※白夜は一日だけではなく夏至付近の日の数日間は明るく、その期間も緯度によって異なります。

 

逆に夏至の日の南極では太陽が昇りません!

白夜の逆で緯度が低い地域では昼間でも薄暗い「極夜」という現象が起こります。

 

さらに!冬至の日は真逆のことが起こります!!

 

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太陽と地球の位置関係【夏至と冬至】画像付き

ここからは宇宙的な話になります(笑)

 

なぜ1年の中で日照時間が異なる日がでてくるのでしょうか?(正確には毎日異なっています)

 

それは地球の自転する軸(地軸)が傾いているからです!

地軸は太陽に対して垂直から約23.4°傾いて自転しています。

 

ではなぜ自転軸が傾いていて斜めに自転していると日照時間が異なるのでしょうか?

下の図を見てください。違いが分かりやすいように夏至と冬至の日の太陽と地球の位置関係を図にしました。

この位置関係によってなにがわかるかというと、今度は夏至、冬至それぞれの地球を詳しく見てみましょう。

太陽の日が当たるのは(昼間)地球の半分側のみで裏側はもちろん夜です。

 

夏至の日照時間

日照時間(昼間の時間)は赤い線の長さに相当します。

を見ると北半球での夏至は昼の方が夜よりも長く

を見ると南半球では夏至は夜の方が昼よりも長く

なっていることが分かります。

冬至の日照時間

日照時間(昼間の時間)は赤い線の長さに相当します。

を見ると北半球での冬至は夜の方が昼よりも長く

を見ると南半球では夏至はの方が夜よりも長く

なっていることが分かります。

 

さらっと書きましたが日照時間の違いは太陽と地球の位置関係(日付)だけでなく緯度も関係していることがわかりましたか?

 

日本で夏至と呼ばれる日(6/22付近)は北半球では昼間が一番長く南半球では昼間が一番短い日となります。

【豆知識】赤道上の太陽の動き
  • 赤道上では昼間の長さは一定(12時間)
  • 太陽は真東から昇り、真西に沈む。
  • 夏至に近い日は北側を進み、冬至に近い日は南側を進む。

 

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まとめ

  • 夏至は6/22付近、冬至は12/22付近
  • 「太陽と地球の位置関係」と「地球の自転軸の傾き」によって、日照時間に差異が生じる。
  • 緯度によっても日照時間に差異が生じる。
  • 夏至(6/22付近)は北半球では昼間が一番長く、南半球では昼間が一番短い

 

日照時間のまとめ

日照時間
夏至(6/22付近)冬至(12/22付近)
北半球長い短い
(高緯度)白夜極夜
南半球短い長い
(低緯度)極夜白夜
赤道一定一定

 

 

 

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