こんにちは、ぴーなっつ(@peanutscoin)です。
「地球から一番近い星はなんだろう?」
ふとそんなことを考えたことがあったので紹介します!
星という言葉を使ったときに大きく分けると2つの意味があります。
それは恒星と惑星です。
地球から一番近い恒星
これは分かる人もいるのではないでしょうか?
それは・・・
そうです!
太陽が最も近い恒星ですね!
「そんな答えが知りたいんじゃない!」
という声が聞こえてきそうなので、”太陽以外”の最も近い星を紹介しましょう。
それは・・・
プロキシマ・ケンタウリ
です!
聞いたことない人がほとんどではないでしょうか?
方角はケンタウルス座の方向にあり、その距離はなんと
4.243光年!!
光の速さで約4年で到達できる距離にあります!
これは宇宙スケールで考えたらかなり近くにあることになります。それは次の最も遠い星の距離を見れば納得してくれると思いますよ。
Credit: ESA/Hubble & NASA
しかしこのプロキシマ・ケンタウリなのですが、肉眼で観測することは不可能です。
なぜなら近くにはあるのにその星自体の明るさが弱すぎるからであり、視等級は11.13(数字が大きいほど暗い)とかなり暗いのです。
地球から一番遠い恒星
最も遠いという話をするには宇宙の広さ・宇宙の始まりという話をしなければなりません。。。
というのも細かい説明は省きますが、宇宙規模の話で遠い星をみる(観測する)ということは過去を見るということに等しいのです。
それは光の速度が決まっているからなのですが、例えば「太陽の光は8分前の光」ということを聞いたことがありませんか?
中学生の数学で習う「距離・速さ・時間」の関係式というのがあります。
$$時間=\frac{距離}{速さ}$$


まとめ
最も近い星:プロキシマ・ケンタウリ
距離:4.243光年、肉眼では見えない
最も遠い星:イカロス
距離:144億光年、重力レンズ効果によって観測できた。
コメント