エッジワースカイパーベルト、オールトの雲とは?

エッジワースカイパーベルト オールトの雲宇宙

こんにちは、ぴーなっつ(@peanutscoin)です!

 

今回はエッジワースカイパーベルトオールトの雲について紹介したいと思います。

 

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エッジワースカイパーベルトとオールトの雲

エッジワースカイパーベルト

これは名前がまずかっこいい!!(笑)

絶対に覚えたい名前です(笑)

 

・・・。

 

気を取り直して、

エッジワースカイパーベルトとは太陽系の一番端である「海王星」の外側に存在する天体群のことです。

 

 

この説明じゃよくわかりませんよね(汗)

 

まずは下の画像を見てください。(国立天文台のサイトからのイメージ図)

海王星よりも外側の白いもやになっているところがエッジワースカイパーベルトです。

ここには小惑星や彗星などの天体があり10万個以上の天体があると予測されています。

 

 

エッジワースカイパーベルトの範囲:30AU~50AU

AU(日本語だと天文単位
太陽から地球までの距離を1AUとした単位。

オールトの雲

こちらはあまり名前がかっこよくないので覚えなくてもいいですね。

 

・・・。(笑)

 

オールトの雲とは太陽系の周りを球状に取り囲んでいると考えられている理論上の天体群です。

これだけだと全くイメージが出来ないと思うので先ほどの国立天文台のサイトからイメージ図を載せておきます。

これを見てわかるようにオールトの雲は海王星からかなり遠くの範囲にあります。

 

オールトの雲の範囲:1万AU~10万AU

AU(日本語だと天文単位
太陽から地球までの距離を1AUとした単位。

 

理論上の天体群?

エッジワースカイパーベルトは実際の天体群ですが、オールトの雲は理論上の天体群となっています。

その差ってなんなのでしょうか?

 

それはめちゃくちゃ簡単に言えば

オールトの雲は遠くにあるから

それだけです(笑)

 

さすがに簡単に言い過ぎたので詳しく説明します。

 

まずエッジワースカイパーベルトもオールトの雲も天体群ですね。

天体群とは天体が集まったものであり、

エッジワースカイパーベルトとオールトの雲には小惑星や彗星などの小天体がほとんどです。

 

小惑星や彗星はあまり大きくないので(恒星や惑星に比べて)地球の近くに来ないと発見することは困難です。

 

エッジワースカイパーベルトにある天体(カイパーベルト天体)は現在数千個発見されていますが、オールトの雲にある天体を直接観測は出来ていないので理論上の天体ということになっています。

 

彗星の起源?

エッジワースカイパーベルトとオールトの雲は二つとも彗星の起源とされています。

彗星は特徴的なをもつ天体ですが彗星には大きく分けて二つの種類があります。

①太陽を一つの焦点として周期的な軌道をもつ周期彗星
②放物線や双曲線の軌道で一度太陽に近づいたら二度と戻ってこない非周期彗星
その中の周期彗星、これも二つに分けることが出来ます。
それは公転周期が200年未満か以上か!
・公転周期が200年未満なら短周期彗星
・公転周期が200年以上なら長周期彗星

 

公転周期が200年ということは一周して元の位置に戻ってくるまでに200年もかかるということ!!

 

さて、話が彗星の話になってしまいましたが話を戻すと・・・

短周期彗星はエッジワースカイパーベルトから

長周期彗星はオールトの雲から

来ているとされています!

 

つまりエッジワースカイパーベルトとオールトの雲はそれぞれ彗星の起源とされているわけですね。

 

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まとめ

・エッジワースカイパーベルト

直接観測済み、範囲30~50AU、短周期彗星

・オールトの雲

直接観測できていない、範囲1万~10まんAU、長周期彗星、

 

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