こんにちは、ぴーなっつ(@peanutscoin)です。
メシエナンバーって聞いたことありますか?ほとんどの人が初めて聞いたことでしょう。
頻繁に使う人は天体観測をする人や宇宙の研究者くらいかもしれません(笑)
ですが知っていたらちょっと自慢できるかもしれないメシエナンバー、
簡単に説明していきますので見ていってください。
メシエナンバーとは!
フランスの天文学者シャルル・メシエ(1730-1817)が作成した「メシエカタログ」に出てくる番号のことです。
簡単に言ってしまうと天体を名前ではなく番号で表現したものなんですね!
なぜメシエナンバーを作ったのか
メシエは彗星を見つけることに没頭していた天文学者です。
しかし彗星と紛らわしい天体があることがわかり、それらの天体のリストを作ることにしました。
それがメシエカタログです。
メシエカタログに出てくる天体(メシエ天体)に番号をつけ、メシエの頭文字をとってM1やM40などという呼ばれ方をしています。
彗星と紛らわしい天体のカタログなので恒星はほとんど入っていません。
メシエカタログは3巻までありそれぞれ
- 1巻:M1-M45
- 2巻:M46-M86
- 3巻:M87-M103
が収録されています。
つまりメシエは103個もの天体を観測してカタログにしてしまったのです。
メシエ天体は星団・星雲・銀河がほとんどなので、もし天体観測アプリなどで「M〇〇」とあったらだいたい恒星ではないでしょう。
逆に言うと恒星ではなくとも観測することが可能で、夜空に見えている星は恒星以外の星団・星雲・銀河が含まれていたんですね!
またこの表記や呼ばれ方は今でも使われており、メシエが使用していた望遠鏡は小型のものでメシエ天なので天体も明るいものが多く、現在のアマチュア用の小型望遠鏡でも観測できることが特徴です。
メシエ天体の例
メシエ天体の星団・星雲・銀河をいくつか紹介しましょう!
M1 かに星雲
1番は「かに星雲」です。
超新星残骸(超新星爆発をした後の残骸)として有名なかに星雲ですが、画像を見たことがある人もいるのではないでしょうか?
こんなやつです。
位置はおうし座にあります。おうし座の位置は下記の記事を参考にしてください。

M31 アンドロメダ銀河
次は銀河です。
アンドロメダ銀河、もちろんアンドロメダ座にあります。
どこかというと、、、北です(笑)
Mの形をしている星座カシオペア座の近くです。
M45 プレアデス
これは別記事で紹介した、プレアデス星団のことです。
肉眼でもよく見ることが出来ます。位置はおうし座にあります。
詳しくは下の記事を見てください。

最後に
普段は「メシエナンバー」「メシエカタログ」なんて言葉は使う機会は少ないと思いますが、星のことについての豆知識として覚えておいて損はないと思いますよ!
しかし星が好きな人や天体観測をする人ならほとんどの人が知っているのではないでしょうか?
逆に知らないと恥ずかしいかもしれません(笑)
こういう豆知識系の話もいいですかね。
とにかくどんどん書いていきますよ!!
他の記事も見ていってください!
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