こんにちは、ぴーなっつです!
北斗七星(ほくとしちせい)って聞いたことありませんか?
北斗七星という名前は有名で、星座に詳しくなくても知っている人が多いと思います。
マンガ・アニメで有名な「北斗の拳」のおかげもあるでしょう。(古い??)
それだけでなく北斗七星は特徴的な形かつ構成する星も明るい星が多いので
すぐに見つけることができるので有名ですよね!
今回はそんな北斗七星の
北斗七星ってなに座?
北斗七星は日本では有名な呼び名ですが、実は星座ではありません。
つまり「北斗七星座」というものは存在しません!!
北斗七星座というものがないだけで構成する星は星座の一部となっています。
では北斗七星はなんの星座なのでしょうか?
それは・・・
おおぐま座
おおぐま座はトレミーの48星座の1つ。

おおぐま座の一部が北斗七星と呼ばれる部分なんですよ!
この星座の
この赤い部分です。
画像でもわかるように北斗七星は熊の腰からしっぽまでの部分。
え?頭の方じゃないのかって?
右側が熊の頭の部分ですからね。
ちなみに
おお『く』ま座
ではなく
おお『ぐ』ま座です。
おおぐま座の位置、周りの星座
ではおおぐま座は夜空のどこにあるのでしょう!
それは北の空(北天)です!
北斗七星は明るい星が多いので晴れている夜空なら見つけるのは簡単ですよ!
δ(デルタ)星以外は全て2等星、δ星は3等星。
※3等星より2等星の方が明るい。1等星は全天で21個しかない。
北斗七星と北極星の関係
北斗七星と北極星の有名な関係があります。
それは
おおぐま座のβ(ベータ)星からα(アルファ)星までの間隔を5倍すると北極星の位置になる。
ということです。
いまいちわかりづらいと思うので下の画像を見て下さい。
北極星ってなに?
北極星とはその名の通り北にある星でこぐま座α星であるポラリスを指します。
下の画像のように星の移動を繋げて線のようになる写真をみたことありませんか?
credit:photoAC
北極星は地球の自転軸を北側に延長した先にある星のことで、通常夜空に見える星は地球の自転によって夜空を移動しているように見えます。
しかし北極星は自転軸上にあるので時間が経っても全く移動しません。
つまり上の画像の円の中心が北極星ということになります。
北極星以外の星は時間が経つと移動してしまいます。
北極星だけはずっと同じ位置(北)にあるのです(昼間も)!!
この北極星の性質は便利で大昔はよく利用されていました。
どんなことに使われていたかというと
北斗七星まとめ
・北斗七星は星座の名前ではない。
⇒おおぐま座の一部。
・北斗七星(おおぐま座)は北の空にある。
・北斗七星の二つの星の5倍した位置に北極星がある。
これだけ知っていれば自慢できる!(笑)