こんにちは、ぴーなっつ(@peanutscoin)です。
明けの明星と宵の明星、、、聞いたことあると思いますがどの星のことだか知っていますか?
私は小学生の頃に親から
「明けの明星は水星、宵の明星は金星」
ということを教えてもらった記憶があったのですが、それは正しいのでしょうか!?
明けの明星、宵の明星が明るく見える理由も解説していくのでぜひご覧ください。
明けの明星と宵の明星
明けの明星は明け方に見える金星のことで、宵の明星は夜になり始めの夕方に見える金星のことです。
そうです、どちらも金星のことだったんです!
あれ?水星ではなかったんですね(笑)
金星についてこの後簡単に紹介しましょう!
金星とは
金星とは知っての通り太陽系の惑星です。
惑星とは自ら光を発しているのではありません。太陽の光を反射することで見えているんですね。
金星は地球と同じように主成分が岩石や金属で出来ているため地球型惑星と呼ばれています。また大きさと密度が地球に非常に似ているため地球の姉妹惑星などと呼ばれていたりもします。
金星の詳しいプロフィールは別の記事で紹介しようと思っています!!
金星の動き(内合・外合)画像付
次は金星の動きを少し詳しく見てみましょう。
金星も地球と同じように太陽の周りを回っていますが、地球よりも内側を回っています。
惑星の並び順は「水金地火木土天海」ですからね!
※地球より内側を回っている惑星を内惑星、外側を回っている惑星を外惑星と言います。
太陽と金星が地球から見て同じ方向にある時は金星を見ることは出来ません。
つまり昼間と夜中には金星を見ることが出来ないんですね。
その時を合といいます。
また地球から見て太陽の外側(金星、太陽、地球の順)にいる時を外合、内側(太陽、金星、地球の順)にいる時を内合といいます。
外合で見えない理由は地球が昼間の時にしか見えないからで、内合で見えない理由は金星が月でいうところの新月と同じになっているからです。
金星の動き(西方最大離角・東方最大離角)画像付
さて、上の画像を見てください。
内合のあと金星は図の矢印の方向に進みます。つまり地球から見て太陽から離れる方向ですね。
そしてある時を境に太陽に近づいていきます。
その時を西方最大離角といい、明け方の東の空に明けの明星として見えます。
同様に、外合のあと東方最大離角を迎え夕方の空の西の空に宵の明星として見えます。
西方最大離角で東の空、東方最大離角で西の空なので逆になっているようですが正しいです。
※地球から見ての話なので実際に金星と太陽の距離が変化することを言っているのではありません。
まとめ
・明けの明星も宵の明星も金星のこと
以上です(笑)
夕方はどの星よりも早く輝き、明け方はどの星よりも最後まで輝くことができる金星。。。
太陽、月に次いで3番目に明るい星でもあります。
夕方は西の空、明け方は東の空を見てください。時期がよければどちらかで金星を見ることが出来るでしょう!
気にしなかったらそれまでで「夕日や朝日の方がきれい!」なんて方もいるかとおもいます。
しかし太陽は気にしなくてもいつでも見ることが出来ますが、金星はなかなか意識しないとみることは出来ないと思います!
最近ではニュースでも簡単に取り上げられたりするので、その時は明け方か夕方に金星を探してみるのもいいかもしれませんね!
見ることが出来たら少し感動できるかも??
この記事を読んだらちょっと見たくなりませんか?
少しでも興味を持っていただけたら他に宇宙や星のことについて書いているのでのぞいてみて下さい。
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