【宇宙で滞在】ISS(国際宇宙ステーション)と日本実験棟「きぼう」について

ISSときぼうについて宇宙

 

最近は昔と違って宇宙に関するニュースをテレビで見るようになりましたね。

それだけ宇宙に関心のある人が増えているのだと思います!

宇宙が好きな私としてはうれしい限りです!!

 

さて今回は

ISS(International Space Station)国際宇宙ステーション

ISSにある日本の実験棟「きぼう」

について簡単に説明していきます!

下の目次を参考にしてください!

ISSの基本的な情報

いつ建設された?建設期間は?

⇒1998年から軌道上で建設開始。2011年7月に完成。

国際宇宙ステーションの計画自体は1984年にアメリカのレーガン大統領の呼びかけによって具体的になり、

約40回に分けて打ち上げられたパーツを宇宙空間で組み立てることで完成しました。

軌道と速度と一周の時間は?

⇒軌道は地上から約400km上空。時速約2万7,700km。地球を約90分で一周します。

総体積、総重量は?

⇒体積1,200立方メートル、重量419トン。

関係している国は?

⇒米国、日本、カナダ、欧州各国(イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、スペイン、オランダ、ベルギー、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン)、ロシア

の計15ヵ国

滞在している宇宙飛行士の人数は?

ISS運用開始当初は3人でしたが、2009年から6人になっています。

 

 

ISSにある日本実験棟「きぼう」

ISS内にある日本の実験棟「きぼう」では宇宙空間(微小重力下)でのさまざまな実験をしています。(宇宙ステーション・きぼう・広報・情報センター

主に大学や企業などが実験に参加しています。

 

きぼうでの実験に参加したい場合は!?

きぼうの実験に参加する場合は大きく分けて2つのパターンがあります。

1.テーマ募集に応募する。

2.「きぼう」の制度を活用する。

 

テーマ募集に応募する。

無料で参加できます。

物質・物理学、生命医科学、タンパク質の結晶化、マウスサンプルシェアなどの実験の募集があり、それについて応募し選定されたら実際に実験をしてくれます。

 

募集テーマ一覧はこちら!

JAXA 「きぼう」募集テーマ一覧

過去の選定結果もみることができます。

「きぼう」の制度を活用する。

もう一つの方法が費用はかかりますが受託実験をしてもらうという方法です。

これはパッケージ化されているものと完全に独自の実験をしてもらうものがあります。

 

独自の実験をしてもらう場合の費用は・・・

・打ち上げ費用:330万円/kg

・回収費用:550万円/kg

・宇宙飛行士作業量:550万円/時間

これが基準となります。

 

例)

定型化された実験「タンパク質の結晶化など」

数十万~数千万円

 

宇宙飛行士の作業がある実験「宇宙空間でしか混ぜらないもので新たなものを作るなど」

数千万~数億円

 

宇宙飛行士を被験者とする実験「宇宙飛行士の被験者として体の変化を調べるなど」

数億~数十億円

 

 

・・・驚愕の金額ですね(笑)

☆宇宙飛行士のISSでの一日

最後にISSに長期滞在している宇宙飛行士の一日を紹介しましょう!

朝食1.5時間
洗顔など0.5時間
地上との作業確認2時間
作業3時間※
昼食1.5時間
作業3.5時間※
体力トレーニング2.5時間
夕食1時間
自由時間1時間
合計16時間

※作業は午前と午後合わせて6.5時間

これだと睡眠時間が8時間取れることになりますね。

その他にも休日は週に2回ありますし、祝日も半年に4回あるようです。

(全然ブラックじゃない!ホワイト企業!)

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました