【惑星】火星の詳細を紹介!(大きさ、質量、距離、自転公転など)

火星のプロフィール惑星

こんにちは、ぴーなっつ(@peanutscoin)です。

 

今回は火星について紹介していきます。

火星は現在人類が月の次に目指している天体としても有名ですね。

それは民間企業であるSpaceX社(CEO:イーロン・マスク)が2020年2月現在としては計画を具体的にしている企業です。

 

火星は惑星としては金星についで2番明るく見える星です。

今までずっと木星の方が明るいと思っていましたが実は火星の方が明るかったんですね!

 

夜空をみたらことがある人なら火星を見たことがあるかもしれません!

火星は夜空では赤く見えます!!

 

そんな火星の大きさ、質量、距離、温度、自転、公転、重力、明るさを簡単に紹介します!

 

目次から好きなところを見ていってください!

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火星(Mars)

惑星の並び「水金地土天海」の内側から4番目の惑星です。

地球の外側を回っていることから外惑星(がいわくせい)と呼ばれています。

 

また、成分で分類すると火星の地表は岩石でできておりそのことから岩石惑星または地球型惑星と呼ばれています。

火星の大きさ、質量

大きさは直径で6794kmあり、太陽系で2番目に小さい惑星です。(一番小さい惑星は水星)

太陽系では地球の直径が1万2742kmなので地球の半分程度の大きさです。

 

地球の質量が約\(5.972×10^{24}\)kgであり

火星の質量は約\(6.419×10^{23}\)kgです。火星は地球の約1/10の質量を持っているということになります。

 

太陽から火星までの距離

太陽から火星までの平均距離(楕円軌道なので「平均」という書き方をしています。)は約7億7800万kmで、大きすぎて距離がいまいちわからないと思いますので、「天文単位」という単位を使って表しましょう。

その場合だと太陽から火星までは約1.52天文単位となります。

天文単位】
1天文単位は地球から太陽までの距離のことで、約1億5000万kmです。

ちなみに火星の公転軌道は楕円軌道なのですが

一番近いとき(近日点)1.38天文単で、一番遠いとき(遠日点)1.66天文単位です。

その差は0.28天文単位=約4200万kmも差があります!!

大きすぎてよくわからないと思うので「地球から太陽までの距離の1/3!」と考えるとどうでしょうか?

火星は太陽を一周する間にそれだけの距離の差が生じていることになります!

 

火星の温度

火星の平均気温は-43℃程度です。

これは低いのでしょうか?

火星は地球よりも外側を回っている惑星です。そのため地球よりも地表温度が低いのはイメージとしてわかりやすいと思います。

さらに火星には大気があるのですが、火星の大気は希薄なため熱を保持する能力が低いのです。

火星の大気

では火星の大気は何で出来ているのでしょうか?

火星地球
二酸化炭素95%窒素78%
窒素3%酸素20%
アルゴン1.6%アルゴン0.9%

このようにほとんど二酸化炭素で出来ています。

気圧は地表で750Pa(パスカル)と地球の0.75%ほどしかありません。

75%ではありませんよ!0.75%です!

火星の自転、公転

自転:24時間37分

公転:1年321日

自転周期は地球の23時間56分にとても近く、公転周期は地球の1.9倍程度あります。

地球の外側を回っている外惑星ですので公転周期が長いのは当たり前ですね。

距離の章でも話しましたが、火星の公転軌道は楕円軌道なのですが

一番近いとき(近日点)1.38天文単で、一番遠いとき(遠日点)1.66天文単位です。

 

 

火星の重力

重力ももちろん地球とは異なります。

地球の重力(加速度)は9.8m/s²でよく1Gなどと言われたりします。

火星の重力は3.71m/s²で地球の約0.37倍(0.37G)です。

 

火星は大きさ質量ともに地球よりも小さいので重力も小さくなるのは当たり前なのですが、少し詳しく説明すると、重力は質量と大きさに依存するものです。

簡単な計算式を書いてみます。

重力比】
重力は質量に比例し、大きさの二乗に反比例します。
質量大きさ
火星0.100.53
地球11
地球に対する木星の重力比\(=\frac{0.10}{0.53×0.53}=0.35\)倍
有効桁数を増やせばもっと正確な値が出ますが、だいたい0.35倍という結果になりました。先ほどの重力比0.37倍に近い数値です。

 

火星の明るさ

地球から見える火星の明るさは一定ではありません。

一番明るいとき()は-3等級で、一番暗いとき()は1.6等級です。

※等級は数が小さいほど明るい。

 

火星と地球が接近するのは公転周期の最小公倍数でわかるので、最接近は2年2ヵ月に一回です。

しかし火星の公転周期が楕円軌道ということを距離の章でも話しましたが、その楕円軌道がかなりいびつなため一番明るい時(衝)でも年によって明るさが変わってきます。

 

それを分かりやすく説明している画像(サイト)があったので紹介しますね!

引用:Kenko Tokina

火星はなぜ赤く見えるのか?

最初に「火星は赤く見えます。」と書きましたが、それはなぜなのでしょうか?

 

それは火星の地表に原因があります。

もちろん火星には地球の海のような水がないので青くは見えません。

直接的な原因としては、地表には酸化鉄一般的には赤さびと呼ばれる物質を多く含んでいるので赤く見えるというものです。

 

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最後に

まだまだ火星の特徴、おもしろい現象などはありますが、別の記事で紹介しようと思っています。

今回は火星の簡単なプロフィールだと思ってみていただけたなら幸いです。

 

 

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