こんにちは、ぴーなっつ(@peanutscoin)です。
今回は土星について紹介していきます。
あの輪っかがある土星です(笑)
土星は比較的人気のある惑星かもしれませんね!
なんといってもあの輪っかのある土星は神秘的に見えるのではないでしょうか?
そんな土星の大きさ、質量、距離、温度、自転、公転、重力、明るさを簡単に紹介します!
目次から好きなところを見ていってください!
土星(Saturn)
惑星の並び「水金地火木土天海」の一番内側の惑星です。
地球の内側を回っていることから外惑星(がいわくせい)と呼ばれています。
また、土星は成分で分類すると木星と同様にガス(水素・ヘリウム)が主成分であることからガス惑星または木星型惑星と呼ばれています。
土星の大きさ、質量
土星の大きさは直径で12万536kmであり、
地球の直径が1万2742kmなので地球の約9.4倍もあります。
次に質量ですが
地球の質量が約\(5.972×10^{24}\)kgであり
土星の質量は約\(5.688×10^{26}\)kgです。土星は地球の約95倍の質量を持っています。
(地球に比べて)かなり重い!!
と思うかもしれませんが密度は地球の1/8程度しかありません。
つまり大きさの割に軽いのです!
太陽から土星までの距離
太陽から土星までの平均距離(楕円軌道なので「平均」という書き方)は約14億2672万kmなのですが、大きすぎて距離がいまいちわからないと思いますので、「天文単位」という単位を使って表しましょう。
その場合だと太陽から土星までは約9.55天文単位となります。
1天文単位は地球から太陽までの距離のことで、約1億5000万kmです。
土星の自転、公転
自転:約10時間13分
公転:約29.5年
土星の自転は面白いことがわかっています。
それは緯度によって自転周期が異なるということです!
大きく二つに分かれていて、赤道を含む領域では10時間14分、他の領域では10時間38分と約24分もの差があります。
土星の温度、大気
土星の表面温度は平均で約-130℃です。
温度変化は激しく-170℃~420℃にまで及びます!
水星は自転と公転が共鳴しているので近日点での特定の2箇所が太陽が真南に来るので最高温度の420℃に達します。
土星の大気は96.3%が水素、3.25%がヘリウムで構成されています。
土星はほとんど水素でできていたんですね!!
土星の雲
土星の雲には面白い特徴があります。
それは北極付近に六角形の雲があるということです。しかもその大きさは一辺が地球の直径を超えるというものですから驚きです!
さらに南極付近には台風の目があり、2006年にカッシーニが発見し地球以外では初めての現象となります。
土星の重力
重力ももちろん地球とは異なります。
地球の重力(加速度)は9.8m/s²でよく1Gなどと言われたりします。
土星の重力は8.96m/s²で地球の約0.9倍(0.9G)です。
ほとんど地球の重力と変わらないんですね!!
土星は地球よりも2桁ほど大きいのですが重量が変わらないのはなぜでしょうか?
少し詳しく説明すると、重力は質量と大きさに依存するものです。
簡単な計算式を書いてみます。
重力は質量に比例し、大きさの二乗に反比例します。
質量 | 大きさ | |
水星 | 95.24 | 9.46 |
地球 | 1 | 1 |
有効桁数を増やせばもっと正確な値が出ますが、概算でもほぼ同じ値になりました。
明るさ
一番明るいときは-0.2等級で、一番暗いときは1.4等級です。
※等級は数が小さいほど明るい。
土星は肉眼ではっきり見える太陽系の惑星では一番遠い距離にあります。
⇒土星の外側の天王星は肉眼では見ることは不可能です。
土星の環を観測するには20倍以上の望遠鏡や双眼鏡が必要になります。
土星の環、衛星
土星と言えば土星の環が神秘的で最も有名だと思います。
土星の環はガリレオ・ガリレイによって1610年に初めて観測されました。
ただし望遠鏡の性能が良くなかったので環ではなく「二つの衛星がある」と考えていました。
土星の環の構造は面白く
成分は氷や二酸化ケイ素などで構成されており、赤道から6,630km~120,700kmの距離まで広がっており、その厚さはなんと20m程度しかありません!!
最後に
まだまだ土星の特徴、おもしろい現象などはありますが、別の記事で紹介しようと思っています。
今回は土星の簡単なプロフィールだと思ってみていただけたなら幸いです。
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